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2017.4
No.190

会報最新号

2017.4 No.190

つないで閉じるのが大変だった

作家 森見 登美彦さんと『夜行』を読む

旅が引き込む不気味な異世界

 謎めいた女性が描かれた連作の銅版画を狂言回しにして、登場人物たちが旅先で出会った怖い体験を次々に語る。森見登美彦さんの「10年目の集大成」と銘打った新刊『夜行』(小学館)は、現実と地続きになった不気味な異世界を垣間見せてくれる小説だ。朝日新聞社主催の第20回中之島どくしょ会が3月12日、大阪市北区の朝日新聞大阪本社アサコムホールであり、作者が執筆のきっかけや出版までの苦労を語った。